次に買う一本はF2パンツがおすすめ

今年一年色々な服を買いましたが、今まで持っていなかったタイプのパンツを手に入れその良さを実感したのでブログに載せます。

これはフランス軍のF2と呼ばれるパラシュートパンツです。

パラシュートパンツはカーゴパンツの一種で軍のパラシュート部隊が着用するパンツのことです。

国ごとに違いがあり、イタリア軍だと膝の部分が丸く補強されている特徴的なパンツだったりします。

リップヴァンウィンクルもパラシュートパンツを毎シーズン定番で出していて有名ですね。

F2の場合は8〜9分丈で裾にリブが付いておりテーパーもかかっているので結構今風な要素があります。

ここ1、2年ジョガーパンツやスウェットパンツなどのリブパンツを穿く方が目立っていたり、ミリタリーウェアが流行っているのでまさに今ぴったりなパンツです。

ポケットはサイドポケット×2、カーゴポケット×2です。

バックポケットは付いていないです。

F2は現在迷彩しか生産されていないようなのでオリーブのF2を見かけたら今のうちに買っておいたほうがいいですよ。

自分はデッドストックを3000円位で買いました。

F2はM-65などと比較してマイナーなパンツなのもあるのかかなり安価に買うことが出来ます。

自分が買ったサイズは76M。

数字がウエストでMがレングス。

C、M、LがありCから順に長くなります。

Mは標準レングスですね。

素材はコットン×ポリで厚みのあるガッシリした生地です。

ブーツでもスニーカーでもサンダルでもなんでも合わせられますが個人的にはドレスシューズに合わせてソックスを少し見せる様な感じが好きです。

トップスはシャツなど綺麗目な服を合わせています。

スキニーやスラックスに飽きた方、変わったパンツを探してる方は一本持っておいて損は無いですよ。

冬服に迷ったらECWCSパーカーを買っておけ

僕は現在札幌に住んでおり、物凄く寒くつらい日々を過ごしています。

北海道の冬でオシャレをするっていうのは無理に近い話で、まず自分の好きなウール系のコートが着ることが出来ない。

厳密に言うと着ることは出来ますが、晴れた日じゃないと雪がめちゃくちゃくっついてびしょ濡れになるのと生地も痛むので中々着る機会がないです。

ここでメインのアウターに来る選択肢が

・ダウンコート

・モッズコート

・マウンテンパーカー

となってくる。

ただ、ダウンも濡れると中のダウンが駄目になったりと実は降雪地帯ではあまり良くない。

そこで今期買おうと思ったのが「マクマードパーカー」「ECWCSパーカー」の2択。

マクマードはNORTH FACEから出ているアウターで、南極のマクマード基地で着られていたことからくるアウターで防水性もありダウンも入っており完璧な物。

ただ価格が6万程するので躊躇しているところ、古着屋でECWCSパーカーを見つけてしまいそちらを購入しました。

これがECWCSパーカー

古着屋でサイズM、8000円で購入しました。

かなり状態が良かったのにこの価格。

相場は2万円くらいなのですがちょっとした訳がある一品で安くなってます。

その訳については後ほど。

ECWCSパーカーとは

アメリカ軍のGORE-TEXパーカーでありM-65の後継として80年代頃から着用されていました。

Extra Cold Weather Clothing Systemの略でECWCS(エクワックス)と呼ばれています。

寒冷地仕様のジャケット。

GENERATION1、GENERATION2、GENERATION3、と呼ばれる型がありますが今回購入したのはGENERATION1(GEN1)です。

腕にシガーポケットが付いていたり、脇の部分にベンチレーションが付いており蒸れた時に開けて放出することが出来たり高スペックな服です。

GORE-TEXというと簡単に言えば、外からの雨を防ぐが内側の蒸気は放出してくれるという高機能なマテリアルで登山ウェア等によく使われます。

普通の生活では蒸気の放出というのにピンと来ないかもしれませんが、冬山で汗をかいた状態で冷えると体温が急激に下がってしまうのでそれを防ぐためにウェアの内側の蒸気を放出する機能が必要なわけです。

機能性

フロント部分はジップ＋ボタンで2重になってます。

ネックも高くて雪などを防いでくれます。

ポケットもマジックテープ＋ボタンの2重

腕にはシガーポケット

ポケットが多いと鞄を持たなくて済むので便利です。

特に雪が降る時期は鞄に雪が付くのが物凄くストレスなので助かります。

そしてベンチレーション

脇下から腕のあたりに付いていてここを開けて蒸気を一気に放出出来ます。

高めの価格帯のマウンテンパーカーにはよく付いています。

数年前持っていたMILLETのマウンテンパーカーにもしっかりありました。

こんな感じの服になっております。

中にフリースなど着込めば真冬の北海道でもしっかり過ごせますよ。

古着なのでGORE-TEXの機能が落ちてる物も多いので手入れはしっかり行いましょう。

8000円で買うことが出来た訳

最初の方に書いた相場よりも安い8000円で買えた理由についてです。

状態に関しては問題なくこんなに安くなるようなものではありませんでした。

安く買えた答えはこの写真に答えがあります。

一番下のこの部分です

100％ US Components Assembled in Mexico

「アメリカの部品を使ってるけど縫製はメキシコだよ」

これ支給品では無くPXで実費で買うタイプのものでした。

聞いた所、質感や細かい部分も支給品と全然変わらず、ステッチの色が若干違う部分があるという位でほぼ同じのようです。

自分でも調べましたが全然違いが分からない。

PXというのは基地内にある売店のようなもので日用品が売っていたり、支給品が無くなったり壊れた際にスペアを買ったりというのも出来るそう。

飲食物もかなり安いらしく、稀に転売する人もいるらしいですがバレるとPXに入るためのパスを没収されるとか。

支給品には付いているコントラクトナンバーもないのでほぼ確実に実費購入品です。

スペックは変わらないので自分的には安く買えたしラッキーと言う感じです笑

ちょっとネタにもなるしこれはこれでアリかなと思っています。

実物のECWCSパーカーというのは弾数も減ってきていて価格もそれなりにするようになっているので状態の良いものを見つけたら早めに買うことをオススメします。

ここ最近はミリタリーウェア、カーキなんかも流行ってるので買って損は無いですよ。